【サ道シーズン1、2019年末SP】の舞台、ロケ地になったサウナ施設情報

サウナ好きの俳優と、サウナ好きのスタッフによって作成された大人気ドラマ『サ道』シーズン1

サウナの道=サ道 (”さどう”と読む)

ユニークなキャラクターの3人が繰り出すサウナ話と、主人公であるナカタアツロウ(原田泰造)が「サウナとは?」「ととのいとは?」の答えを求め、各地にサウナを旅していくところが面白く、サウナ好きにはたまらないドラマの仕上がりとなっている

この記事で紹介していること

  1. サ道 シーズン1のロケ地、映った各サウナ施設
  2. サ道2019年末SP 北の聖地でととのう編のロケ地
  3. サ道の原作者 タナカカツキ氏とは?
サ道シーズン1 = テレビ東京系列で2019年に深夜枠で放送

サ道 シーズン1のサウナ施設

サ道~第一話ロケ地のサウナ

サウナ&カプセル 北欧 (東京)
メインで登場し、ドラマのベースとなるホームサウナ
3人が始めて会ったのもこの北欧である

上野駅から徒歩1分という好立地だが、完全予約制という徹底ぶり。アウフグースやセルフロウリュウなど日本式サウナでは無く、しっかりと北欧サウナ文化を継承している

男性専用サウナなので女性サウナーが入れないのが非常に残念

サ道の影響で、連日の大人気だが24時間年中無休でサウナーを待ち構えている

名物のサ飯は『北欧カレー』でドラマ内でも1話で食べているシーンが映る


>> サウナ&カプセル北欧
みやこ湯 (東京)
回想シーンで登場。蒸しZ(宅間 伸)と呼ばれるドラマでの重要人物に遭遇した銭湯
主人公のナカタが蒸しZの真似をしてサウナと水風呂に入り、始めて『ととのい』を経験するのがみやこ湯

板橋にある大衆浴場で、サウナも完備している。大衆浴場によくあるサウナはオプションで有料のスタイルでサウナの料金でタオルがついてくるパターンだ

原田泰造のサインも飾られていて、富士山の絵がなんとも風情を感じる昔ながらの銭湯

女湯にもサウナと水風呂が完備している

>> みやこ湯

サ道~第二話ロケ地のサウナ

ニューウイング (東京)
『泳げる水風呂』があるとしてドラマ内で訪問されている

ミニプールと呼ばれる水風呂が存在し、潜ってもよい。サウナは2種類でボナサウナと、セルフロウリュウができる『テルマーレ改』

こちらも大人気のサウナのため、入場待ちもしばしばだ。

社長と主人公が会話するシーンも出てくる

>> スパ&カプセル ニューウイング

サ道~第三話ロケ地のサウナ

ゆ家 和ごころ 吉の湯 (東京)
ドラマ内で偶然さん(三宅弘城)が行きつけとするサウナ施設で、主人公のナカタアツロウが訪れる
杉並区にある公衆浴場の1つで入浴料と別に、サウナ料金が必要なスタイル

偶然さんがプレゼントした『ととのい椅子』が有名だが、サウナや外気浴、水風呂のコンディションもよく町の銭湯の域を超えていると言っても過言ではない


2時間のサウナ利用制限があるものの、外気浴目当てにくるお客さんも多い

3段のコンフォートサウナ

>>  ゆ家 和ごころ 吉の湯
タイムズ スパ・レスタ (東京)
第三話の回想シーンにて登場
イケメン蒸し男(磯村勇斗)がととのうベストシチュエーションとしてあげている
池袋サンシャインシティ前にある大人のスパ施設

ロウリュウやヴィヒタなどフィンランド文化を取り入れている

サ道2021でも使用されており、人気のスパとなっている
パーキングやレンタカーのタイムズ会員であるとお得に入館できる

>> タイムズ スパ・レスタ
麻布黒美水温泉 竹の湯 (東京)
ゆ家 和ごころ 吉の湯 にある『つぼ湯』のコーヒー色をした温泉が、この竹の湯から運ばれているものだとして紹介された

両施設は姉妹店となっていて、水曜日と土曜日に竹の湯の天然温泉『黒美水(こくびすい)』を吉の湯へ搬送している

珍しいのは水風呂も黒いというところだ


>> 麻布黒美水温泉 竹の湯
天空のアジト マルシンスパ (東京)
第三話で偶然さんのととのうベストシチュエーションの一部エピソードで紹介された施設

笹塚駅前のビル10Fにあり、偶然さんの言うように窓から満員電車を眺めることができるが、それよりも都内を一望できる外気浴が最高だ

男性専用で、ロウリュウなどのサービスも充実している

尚、第四話の好きな熱波師紹介でもマルシンスパは登場する

>> 天空のアジト マルシンスパ

サ道~第四話ロケ地のサウナ

草加健康センター (埼玉)
第四話で最高の熱波師としてエレガント渡会を紹介。偶然にも主人公のナカタアツロウがこの草加健康センターでその熱波を受けた経験を語っている

4種類のロウリュウサービスがあり、ブロワーでおこなう爆風ロウリュウが1つ名物だ

ラッコの看板が目印

>> 草加健康センター
秋山温泉 (山梨)
第四話でイケメン蒸し男のおススメする熱波師として、秋山温泉の渡辺誠一さんが紹介された

日本最古のアウフグースサウナとしても有名

男女共用の屋外サウナ小屋は水着着用義務となっているため持参することをオススメする


>> 秋山温泉

サ道~第五話ロケ地のサウナ

湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナ (神奈川)
第五話でマナーの悪い客の話題になった3人。そこで、見るからにヤンキーとわかる人物と一緒になった話でこのグリーンサウナが登場する

実際にはヤンキーは優しい性格の持ち主で、主人公のナカタアツロウの誤解も解けることになるがその時、一緒に入ったのがここのテントサウナ。ヴィヒタも設置されており使い方や意味も紹介されている
オーナーも登場し、テントサウナを展示場で試して導入するキッカケとなった経緯を説明した

紐を引っ張って水が落ちてくるガッシングシャワーという水風呂も完備しており、ととのいチェアーも露天に多く、露天ではビールやたばこもOKであった

残念ながら、老朽化に伴いドラマ放送後の2020年に閉館となっている

サ道~第六話ロケ地のサウナ

サウナしきじ (静岡)
サウナの聖地として紹介され、偶然さんが水筒に入れたしきじの水をこぼしてしまうシーンから始まる。静岡まで主人公が訪れます。水風呂の概念が変わると教えられ主人公はイメージトレーニングを重ねていざしきじへ

フィンランドサウナと薬草サウナと水風呂に翻弄され主人公は、天国の水風呂に入り、ここ聖地でもととのってしまう
水風呂は滝が出ており、天然水としてしきじの水は持ち帰ったり飲むことも可能だ

ドラマでは、しきじの娘さんが実際に登場。幼少からサウナに触れ女性のサウナ利用も勧めている

聖地であるが故に、他県から多くのサウナーが押し寄せて地方にありながら混雑必至の施設

>> サウナしきじ

サ道~第七話ロケ地のサウナ

ウェルビー栄店 (愛知)
サウナ会のゴッドファーザーこと米田行孝が手掛けるサウナとして、主人公のナカタアツロウ(原田泰造)が訪れる

ドラマ内では、その米田氏と一緒にサウナに入るシーンもある。米田氏が手掛け本来のフィンランドサウナを再現した店内は、今までの日本にあるオヤジサウナではない

特に森のサウナは、部屋全体にヴィヒタの香りが広がりセルフロウリュウが可能。瞑想できるサウナになっている

名古屋中心部にあることもあり、客層もオヤジ感は少ない。また名古屋市内に今池店と名駅店があり、それぞれ別の作り、サウナになっているのもウェルビーの特徴の1つで店舗ごとに楽しめる

>> ウェルビー
>> ウェルビー名駅レビュー

サ道~第八話ロケ地のサウナ

サウナ・ラボ (愛知)
女性が集まるサウナの話題になり、サウナサボ(sauna lab)が紹介される。ドラマ内ではミズキ(小宮有紗)が訪問する

こちらも名古屋の中心部にあり、フィンランドを感じさせ尚且つオシャレな空間の作りが印象的な施設
女性専用サウナ、男性専用サウナ、共用ゾーンもあるのが特徴

とにかく入店した瞬間から従来のサウナのイメージは壊されるシャレた場所

ウィスキングサービスなども用意されているサウナラボは、福岡と神田(東京)にも店舗が用意されている。代表を務めるのはウェルビーと同じゴッドファーザーの米田氏

>> サウナラボ

サ道~第九話ロケ地のサウナ

大磯プリンスホテル 
THERMAL SPA S.WAVE (神奈川)
イケメン蒸し男(磯村勇斗)に推薦され主人公は大磯プリンスホテル  THERMAL SPA S.WAVE を訪れる。サウナに来たと思えないほどのリゾート感に主人公は圧倒される

ドラマ内では偶然にも、『偶然さん』に遭遇。サウナを楽しむ主人公を羨ましそうにみるシーンが印象的

オシャレな作りで、大磯の絶景を見ながら入ることができるスパ施設。4Fは水着着用で男女共用で利用する。カップル客も多い

若干温度低めのサウナになっているため、ハードサウナーには不向きだが、絶景を友人と味わうみたいな利用には向いているだろう


>> 大磯プリンスホテル THERMAL SPA S.WAVE

サ道~第十話ロケ地のサウナ

天空のアジト マルシンスパ (東京)
東京のサラリーマン村田直行(荒川良々)が、サウナで癒され、自分自身と向き合い、泣きに行くという施設としてでマスシンスパが登場する

まさに第三話で偶然さんが見下ろしてした、満員電車のサラリーマン側の話

マグ万平による熱波がドラマ内でも披露される
施設では本場フィンランドのikiサウナが設置されていて最高のサウナ空間を作り出している

外気浴では、京王線を見下ろしながら各々が『ととのい』状態になる。現実とサウナの間で自分を見つめなおす空間として人気も高い。お湯風呂より水風呂の方が大きいのも特徴

ドラマ内でネガティブ思考からポジティブ思考に変わる様子は、まさにサウナの効果の1つだ

>> 天空のアジト マルシンスパ

サ道~第十一話ロケ地のサウナ

湯らっくす (熊本)
突然ととのわなくなった主人公が、蒸しZを探しにサウナの西の聖地と呼ばれる湯らっくすを訪れて登場

HARVIA製のストーブがサウナーたちを蒸してくれる、セルフロウリュウもできアウフグースのイベントもさかんに行われている。

サウナだけではなく水風呂も有名。地下水かけ流しなうえ、MADMAXボタンを押すと毎分100リットルの滝水が落ちてくる。天井から吊り下げてある縄をもって入るのが楽しみの1つ

まさにサウナのテーマパークと言ってもいいだろう。楽しめることは間違いなしだ


>> 湯らっくす

サ道~第十二話(最終回)ロケ地のサウナ

湯らっくす(熊本)
主人公のナカタアツロウは、湯らっくすに泊まることにし最終回もサウナは湯らっくすが登場

湯らっくすの社長である西生吉孝氏も登場する。幼少からサウナに触れてきた西生氏は、熊本地震の際友人のサウナカーに入ったことをキッカケにここまで拘ってきたとのこと

サウナが持っているパワーと癒しについて経験したことがある方は、わかるだろう
九州に行った際は、ぜひ立ち寄りたい施設の1つだ

サ道2019 年末SP 北の聖地でととのう

サ道シーズン1の盛況を受け、年末スペシャルとして2019年末に放送された『北の聖地でととのう』

いつものように、サウナ好き3人でホームサウナの北欧で2019年ベストサウナについて語るところから始まる

北の聖地、北海道サウナツアーとし主人公が旭川へ訪れる内容となっている

サ道2019年末SP 1日目のサウナ施設

ホテル星のリゾート OMO7(オモセブン)
どれもいちいちセンスがいいホテルだが、サウナは落ち着いた雰囲気のサウナプラトー

サウナは90度程度で湿度のあるサウナ室と前が見えないほどの蒸気のあるミストサウナ
水風呂はぶくぶくバイブラが効いていて掛け流し

混雑している都会のサウナでは味わえないゆったりとした時間を過ごすことができる

>> ホテル星野リゾート OMO7
四條食堂(よじょうしょくどう)
偶然さんに紹介され、旭川の初日の夜は四條食堂にて食事をする主人公

地元の人が集う食堂

頼んだのはカレーライスとウーロン茶
隠し味はホタテ
常連がサウナ上がりに食べるのは、『とりめん』
にゅうめんに似た雰囲気のソウルフード

>> 四條食堂

サ道2019年末SP 2日目のサウナ施設

北海道サウナツアー2日目は、上富良野へ向かう

吹上の湯(天然の無料露天風呂)に入ってから、白銀荘へと足を運ぶ

吹上温泉保養センター白銀荘
登山客のための宿泊施設だった白銀荘だが、いつのまにか北の聖地と呼ばれるサウナ施設となった

標高1000mのところにある
ヒバの木で作られたサウナ室。雪景色を見ながらのサウナで天井まで木で作られている

冬に来れば深々と降り積もる雪と、白銀の世界のなか外気浴を楽しむことができる
濡れ頭巾ちゃんと遭遇し、雪ダイブを体験する主人公

>> 白銀荘
合わせてみたいサウナ番組
>> サウナーーーズの見どころ、サウナ施設紹介

サ道 原作者 タナカカツキ

ドラマ『サ道』の原作は、タナカカツキ氏によるマンガ『サ道』である

サウナを好きになってから、この原作を知る人も多いだろうが現在は様々なサウナ施設に、タナカカツキ氏のマンガや本が置かれるようにもなってきた

タナカ氏は、日本サウナ・スパ協会から公式に『サウナ大使』として任命されている

2013年の3月7日(サウナの日)にサウナや水風呂の素晴らしさを世に広めるための広報大使として任命式も行われた

大使としては、フィンランドやリトアニアに外交旅に行く活動もした実績がある

マンガの原作者である『タナカカツキ』氏が、ドラマ化にあたりコメントを残している

サウナの素晴らしさを世に伝える日本のサウナ大使、そしてマンガ家のタナカカツキです。

かねてよりサウナのあの恍惚の世界が、音と映像で表現されたならば、どんなに話が早いだろうと願っておりました。そんな折、絶大なる信頼を寄せているプロデューサーの五箇さんから、ドラマ化のお話を頂き、ついにその時が来た!と早々に感慨に浸りました。キャスト、スタッフ全員が当代きってのガチサウナーたち、ネームリストを見ただけでととのいました。多くの方々とサウナの楽しみを共有できることに喜びを感じております。

引用元 TV東京

漫画家のほかに、デザインや映像クリエイターとしても活躍をしているタナカ氏だが、最近猛烈にハマっていることといえば『水草水槽』である

タナカ氏本人の経験をもとに徹底解説した本まで出版するハマりぶりだ。水草水槽に必要なもの、立ち上げ方、レイアウトのヒント、日々のメンテ、多数の作例を大量の図版を使って解説しており、改訂版となっているくらいのこだわり。

タナカカツキの魅力を知るのであれば、押さえておきたい一冊でもある