
サウナに行くのは初めて!
正しい入浴方法やマナーを知っているだけで、安心してサウナを利用することができます。
この記事では、サウナ初心者に向けた入浴方法やマナーを完全ガイド。サウナでのNG行為や注意点も詳しく解説しています。
また、健康状態の確認や水分補給、適切な温度での利用方法についても紹介。初めてのサウナで失敗したくない方や、サウナに興味があるけどどうすればいいか分からないという方は必見です。この記事を読んで、サウナ初心者の不安や疑問を解消して、気持ちよくサウナを楽しんでみましょう。

それでは早速見ていきましょう!
サウナマナーって何?基本的な知識を抑えよう

サウナに行く前には、以下のような基本的なマナーを知っておきましょう
サウナ前にシャワーを浴びる
サウナに入る前には必ずシャワーを浴びましょう。清潔な体で入ることが大切です。一般的には石鹸やシャンプーなどが常備されているので、体を洗ってからサウナを利用するのがマナーです
- 整髪料などを流す
- ヘアワックスやジェル、グロスなど整髪料を付けている方は、特に念入りにシャンプーしましょう。サウナ室を汚したり、滑りやすくなるのを防ぎます
- 余計な油分を落とす
- 体に蓄積された汚れや油分が、サウナ室を汚したり、サウナで温まるのを妨害してしまう可能性があります。石鹸やボディソープで体を洗ってからサウナ室に入りましょう
- サウナ室のことを想って洗う
- サウナ前にシャワーを浴びることは、自分のためだけではありません。精霊なるサウナ室に入るために「清める」という気持ちが大切です
サウナ室に入る前は、体を拭いてから入る
サウナに入る前にはしっかりと体をタオルで拭いて、汗をかきやすい状態に整えることが大切です
- サウナの効果が低下
- ビショビショの状態でサウナに入ると、体の表面に水分が多く残ってしまいます。これによって、体温が上がりにくくなり、サウナの効果が低下する可能性があります
- 汗が逃げにくくなる
- サウナは汗をかくことで身体を冷却し、発汗を促すことで代謝を活発化させます。しかし、ビショビショの状態で入ると、汗が逃げにくくなるため、身体がうまく冷えず、発汗を促す効果が低下する可能性があります
- 部屋内の湿度が上がる
- ビショビショの状態でサウナに入ると、体表面の水分が蒸発し、部屋内の湿度が上がります。これによって、他の利用者にも迷惑がかかるだけでなく、体温が上がりにくくなる可能性があります
サウナでは騒がない
基本的なことですがサウナ内では、騒がないようにしましょう。サウナは知らない人たちと同じ部屋で過ごすことになります
人それぞれサウナでの過ごし方がありますので、大きな声で会話したり、ついつい友人たちと盛り上がって騒ぐことが無いようにするのがマナーです
ワンポイント
サウナに大勢で来ることを「ドラクエ」と揶揄されたりします。ドラゴンクエストというRPGゲームに例えられ、4人でぞろぞろと歩く姿からその名がついています
電子機器の使用禁止
サウナや浴室内ではスマートフォンや携帯電話などの電子機器の使用は基本的に禁止されています。
個室サウナやアウトドアサウナ、プレオープンなどを除き、サウナや浴室へのスマホの持ち込みはNGです

サウナで自撮り画像を取りたい場合は、個室サウナに行けばOKです
サウナでの正しい入浴方法

サウナに入る前には、以下のような正しい入浴方法を知っておきましょう。
サウナでの過ごし方
サウナでは体温の上昇とともに、大量の汗をかくことになります。ただし、過度な汗をかくことは体に負担をかけるので、自分の体調に合わせて利用しましょう。
また、サウナルーム内ではタオルで汗を拭いたり、床や椅子に座る際にはタオルやサウナマットを敷いたりするなど、清潔に保つためのマナーも守りましょう。
サウナ室でタオルを絞る行為はマナー違反です。汗を拭うとタオルに水分が含まれてきますが、絞るのはサウナ室を出た後にしましょう。事前にタオルをしっかりと絞ってから入ることをおススメします
サウナ室で座る場所
サウナ室に入ると、数段の座れるベンチタイプになっているのが一般的です
熱い空気は上の方に集まるので、上段に行くほどサウナ室の中でも熱い場所となります。例えば3段のサウナ室の場合、1段目よりも2段目の方が熱く、さらに3段目が一番熱くなります
自分の体調や、サウナ温度によって座る場所を変えて楽しむことができます
サウナに入っている時間
サウナでは、8分~12分程度入るのが一般的です
決まりがあるわけではなく、90度~110度程度の一般的なサウナ室であればそのくらいがオススメとなっています
ただし、個人差があるため自分に合った入浴時間を見つけることが大切です
サウナでの時間を測る方法
- 入った時に時計を見ておく
- テレビの時間を見ておく
- 砂時計がある施設では使用する
- サウナで使える時計をつけておく

自分で数を数えるのはリラックスできないのでおススメできません
サウナから出る前の注意点
急に立ち上がるとめまいがすることがあるので、ゆっくりと立ち上がりましょう。
サウナ後のアフターケア
サウナ後は水分補給を行い、ゆっくりと休息をとりましょう
また、体調に合わせてシャワーや冷水浴(水風呂)をすることがオススメの入り方です
サウナは3セットくらい繰り返すと良い

サウナには何回か入るんですか?
サウナに何回入るべきかは、好みの問題や個人差がありますが、通常は1回あたり8〜12分程度のサウナ浴を2〜3回程度繰り返すのが一般的。ただし、自分の体調に合わせて適宜調整することが重要です。
サウナに入った後は、体を冷やし休憩する時間をとることが重要です。サウナ施設によっては、休憩用のスペースや水風呂、水シャワーなどが設置されています
サウナにもう一度入る前には、体を冷やし休憩することが大切です。また、水分補給をしっかり行い、体調に不安がある場合は無理をせずに施設を退室することも考えておきましょう
ワンポイント
「サウナ→水風呂→休憩」を1セットと表現します
サウナでの禁止(NG)行為

サウナでは、以下のようなNG行為があります。
アルコールの持ち込みや飲酒
サウナ内でのアルコールの持ち込みは禁止されています。事前の過度な飲酒もNGです。アルコールは体温を上げ、脱水症状を引き起こすことがあるためです
飲食や喫煙
サウナ内では、一部の施設を除き食事や喫煙が禁止されています。食事や喫煙は、サウナ内の空気を汚染し、他の利用者に迷惑をかけることになります
過度な入浴時間
サウナでの過度な入浴時間は、体に負担をかけることがあるため、避けましょう。自分の体調に合わせて、適度な時間を守ることをおススメします
サウナに持って行く持ち物


サウナには何を持って行けばいいでしょうか
初めてサウナに行くときは、何を持って行けばいいかわからないこともあるでしょう。まずは基本的な持ち物を記載しておきます
サウナに必ず持って行くものとは
必ず持って行きたいもの
- 体を洗うタオル
- 体を拭くタオル
タオルは記載した2つを最低でも持って行くことをおススメします
普段ご家庭で使っているもので構いませんが、バスタオルなどの大きなものは嵩張るのでコンパクトはタオルを2枚持って行きましょう
「体を洗うタオル」は、カラダを洗うのに使ったり浴室内で水気を拭いたり、サウナで汗を拭ったりするのに使用します
「体を拭くタオル」は、基本的に着替えを行うロッカーに置いたままにしておきます。サウナや浴室を出た後に、最後に体を拭くときに使います。乾いている状態で使います
一般的に1000円未満で入れるようなスーパー銭湯は、タオルは別料金です。持参しましょう
1000円を超えるようなサウナ専用施設の場合、タオルは含まれていて何度でも使い放題というケースもあります
事前にサウナ施設のホームページなどを確認し、無料アメニティについて調べておくと良いでしょう
サウナに特化したタオルもありますので、使いやすさや乾きやすさなどにこだわりたい方はサウナ用として購入してしまうのもおススメです
話題のMOKUタオル
サウナに持って行くと便利なもの
タオルさえあれば、大抵のサウナを過ごすことができますが「あると便利、快適」なものもありますのでお伝えしておきます
荷物が多すぎるとロッカーに入りきらない場合もありますので、自分が必要なものを持って行くようにしましょう
持って行くと良い持ち物
- 着替え
- 化粧水、化粧道具
- 小銭
- ビニル袋
- サウナハット
- サウナマット
- サウナマスク
- サウナメガネ
- 時計
着替えは持って行きたい
サウナ後はラフな格好で過ごしたいものです。また、サウナ後は体が熱くなっているので軽装な服に着替えることができると快適です
下着や靴下などは、一度脱いだら履きたくない方もいるでしょう。替えを持って行くことをおススメします。合わせて、脱いだ下着を入れたり濡れたタオルを入れておくビニル袋があると便利です

ロッカー利用に100円がかかる施設もあります(大抵は返却されます)ので小銭は持っておくと便利です。町銭湯ではドライヤーが有料なケースも。
サウナ後の乾燥対策も持っているとGood
男性でも用意しておきたいのが、顔を保湿する化粧水。サウナでは肌が乾燥してしまいますので自分がいつも使用している保湿化粧水やリップクリームなどを持参していくのがオススメです
施設によっては化粧水などのアフターケアグッズが何も用意されていない場合もあります。

サウナや水風呂を繰り返した後に化粧水で保湿すると、お肌ピチピチのツルツルになりました
サウナをもっと快適に楽しくするグッズ
サウナハットは、頭部が熱くなりすぎるのを防いでくれます
さらに個性豊かなサウナハットで他のサウナーとの差別化も図ることができるオシャレアイテム
▼ おしゃれなサウナハットが探せる記事はコチラ
視力が悪い人は、サウナに入って
いる時間が見えないこともあります
そんな時は、サウナで使える腕時計を持ち込んだり、サウナで使えるサウナメガネを持って行くこともできます
▼ サウナメガネとは?
サウナ初心者が知っておきたい注意点
サウナに行く前には、以下のような注意点を知っておきましょう
健康状態を確認する
サウナに入る前には、自分の健康状態を確認しておきましょう。熱が出ていたり、体調が優れない場合は、サウナを利用しないようにしましょう
感染症などが気になる方は、「サウナで使えるマスク」を利用する場合もあります。通常の不織布マスクよりもサウナに適しています
▼ サウナブランドによる専用マスク
水分補給を行う
サウナでは、体内から水分が失われるため、水分補給を行うことが大切です。水分補給は、浴室や脱衣場の給水機で行うか、事前に持ち込むことができるペットボトルなどを利用しましょう

私は、サウナ室を出るたびに1口だけでも給水するようにしています
身体に負担がかかる場合は利用を控える
サウナは、身体に負担がかかる場合があります。例えば、心臓病や高血圧の方は、医師に相談した上で利用するようにしましょう
健康な状態であってもサウナは体力を消耗します。サウナの後、重労働や危険性のある仕事などある場合は、ほどほどにサウナを利用するようにするのがオススメです
サウナの後は、急激に眠気が襲ってくる場合があります。長時間の運転などを控えているときはサウナを控えるようにしましょう

逆に寝る数時間前にサウナに入っておくと、寝つきが良いと言われています
まとめ
サウナには、基本的なマナーや入浴方法、NG行為などがあります。また、サウナ初心者が知っておきたい注意点もあります。これらを把握して、正しい利用方法を心がけましょう。
サウナを利用する際には他の利用者や施設の環境を考慮し、適切なマナーを守ることが重要です。また、サウナは健康への効果が期待できる素晴らしい施設ですが、適切な知識を持って利用することが大切です
本記事で紹介された入浴方法やマナーを守ることで、より効果的なサウナ体験ができるだけでなく、健康面でもプラスの影響を受けることができます。是非、これらのポイントを意識して、快適なサウナライフを楽しんでみてください
▼ サウナ好きが知りたいサウナグッズ