教えて!【ヴィヒタ、ビヒタ、とは何?】画像付きでその正体を解説

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ヴィヒタとは一体何なんですか??

kurrimor
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ヴィヒタはフィンランド語なんですよ

サウナの流行とともに、ヴィヒタというフレーズを初めて知ったという方も多いのではないでしょうか

今さら周りに聞きづらいヴィヒタについて、この記事では次の項目で説明していきます

  1. ヴィヒタの見た目
  2. ヴィヒタの構成物
  3. ヴィヒタの種類
  4. ヴィヒタの使い道
  5. ヴィヒタの飾り方

ヴィヒタを知り、サウナ施設で見かけたら適切な使い方をしてみましょう

もちろん、個人用として買うこともできます

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ヴィヒタを持っている私が説明していきましょう

ヴィヒタとは

ヴィヒタ(ビヒタ)とは一体何のことでしょうか

サウナのほうき』=サウナウィスクのことをフィンランドではヴィヒタと呼んでいます

  • ヴィヒタ
  • ビヒタ
  • ウィスク
  • ヴェーニク

日本での呼び方、訳し方は様々ありますがヴィヒタが一般的ですね

その外観や正体についてまずは説明していきます

ヴィヒタの外観

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実は初めて聞いたんですが、ヴィヒタってどんなものですか?

『ヴィヒタ』という言葉を初めて聞いた方にとっては、一体ヴィヒタとは何を示しているのかわからないでしょう

ヴィヒタとは下の写真のような枝葉で、主に北欧のサウナで使用されているものです

ヴィヒタ(白樺とカシスのヴィヒタ)
ヴィヒタ(ビヒタ、Vihta)
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見た目は木の枝などを束ねたものって感じです
日本でも一部のサウナでは設置されていますよ

ヴィヒタの枝葉の正体は?

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ヴィヒタの見た目はわかりましたけど、これは何でしょうか

ヴィヒタが何で構成されているかというと、主に白樺(シラカバ)の若い枝葉を束ねたものになります。

白樺のヴィヒタが一般的

白樺(しらかば)とは
カバノキ科カバノキ属
白く美しい幹が特徴で、『白いカバノキ』から白樺と呼ばれています 
※シラカンバとも言います
ヴィヒタの枝葉は白樺の枝葉が主
北海道の白樺並木
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多くのヴィヒタは白樺の枝葉で作られています
白樺は丈夫なので、本来のヴィヒタの使用用途にも適しているんですよ

白樺以外のヴィヒタもある

ヴィヒタは白樺以外で構成されているものもあります

香りや肌触り、耐久性など、葉の種類によって様々なシーンを提供してくれるのがヴィヒタの特徴でもあるのです

白樺以外で作られるヴィヒタは下記のようなものがあります

  • ユーカリ
  • ジュニパー
  • イラクサ
  • オーク
  • ハンノキ
  • カシス
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北海道では、オークを使用してヴィヒタを作っている農家さんもありますよ

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なるほど・・・白樺をはじめとする枝葉でつくられたものなんですね

サウナの本場フィンランドでは、ヴィヒタは白樺でしか作られていません

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で、これを何に使うの?って感じですよね。
次はヴィヒタの使い方について説明しますよ

ヴィヒタの使い方

ヴィヒタの使用用途としては、主に2つあります

  1. ウィスキング
  2. サウナ内に吊るす
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それぞれ説明していきますね

ヴィヒタの使い方①ウィスキング

ヴィヒタはフィンランドなどの北欧サウナで古くから使用されてきました

その使用方法は、『濡らしたヴィヒタを持ちカラダに優しく叩きつけてマッサージする』という使い方です

  1. 自分でウィスキングする
  2. 他の人をウィスキングする
  3. ウィスキングサービスを利用する
ヴィヒタの利用方法
ヴィヒタのサウナ利用

ヴィヒタで自分のカラダや、一緒にサウナに入っている仲間の肌を叩きます

刺激を与えて、肌の引き締めやハリを出し活性化させることができます

その行為は『ウィスキング』と呼ばれていて、北欧では古くからサウナで行われている風習で血行促進やマッサージ、殺菌作用にも効果があるとされています

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これは、日本のサウナには無い風習ですね~

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ウェルビーでは自分でウィスキングすることができますよ

白樺の葉には豊富なミネラル成分と油分があり、保湿や引き締めの効果も期待されています

  1. フィンランドでは、自分でおこなうセルフウィスキング
  2. ロシアでは、サービスとして受けるウィスキングサービス

ウィスキングの感想

しっかりと作られたヴィヒタは、葉の部分が多く、水につけた葉は柔らかく痛みを感じることはありません

ウィスキングサービスは寝ているだけで良いので、かなり気持ちがよくリラックスできます

ドリンクの提供など総合的な一貫サービスを受けることが可能です

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吊るしてあったら飾りとして使用しているだけの可能性があります。各施設でヴィヒタをウィスキングで使用してよいか確認してみましょう。

ヴィヒタの使い方②サウナ内に吊るす

ヴィヒタの香りが染みついたサウナは、とても気持ちがよくリラックスできます。適切な湿度と良い香りがサウナをより一層楽しませてくれます

日本のサウナ、スーパー銭湯でヴィヒタが置いてある施設はまだまだ少ないですが、北欧文化を取り入れたサウナ施設では見かけることも増えてきました

ヴィヒタが飾られている施設ツイート

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私はヴィヒタを自宅に飾っています

良質なヴィヒタの収穫時期とは

サウナの本場フィンランドでは、6月の中旬から7月初旬までしか良質なヴィヒタを取ることができないと言われています


早すぎれば白樺の葉が柔らかすぎて、遅すぎると葉が落ちてしまうからです

ヴィヒタは生の状態が香り高い

夏は収穫した状態の生ヴィヒタがそのまま使用することが可能です。これをフレッシュヴィヒタとも呼びます

新鮮で爽やかな香りが特徴です

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保存用に乾燥させていないものを生ヴィスタと言ったりします
収穫シーズンに農家から購入すれば、生ヴィスタを手に入れることが可能

ヴィヒタは一般的に乾燥保存され出荷

冬に使用する場合は乾燥保存か冷凍保存されます。日本で購入する場合は乾燥保存されているものがほとんどだと思いますので、サウナで使用する前に、しばらく水に浸しておく必要があります

白樺の乾燥ヴィヒタ
乾燥保存された白樺のビヒタ

フィンランドでは冬のために冷凍保存されたヴィヒタは、自然解凍されたあとにフィルムから外され白樺の清涼な香りをサウナで楽しむことができるのです

ヴィヒタの作り方

ヴィヒタ作りの手順と材料

ヴィヒタの作り方
フィンランド ヴィヒタ作り

ヴィヒタの作り方は、新鮮な白樺の枝葉を適当な長さで集め束ねていきます

葉を上にして束ねていき、半分終わったら裏返しにし同様に束ねていきます

枝葉
1束につき、30~40本ほど
長さ 50cm +- 5cm
持ち手
持ち手の円周 9.5cm +-0.5cm
長さ 15cm +- 1cm
束ねる素材
伝統的には白樺の枝
現在では麻ひもなども利用されています

ヴィヒタの作り方動画

芯の作り方や、芯の装填・結束の仕方は下記動画がわかりやすかったです

参考にしてください

ヴィヒタの束ね方

日本国内でのヴィヒタ生産

国産ヴィヒタは、北海道の農家さんを中心に作られており全国の温浴施設に出荷されています

大森ガーデンさん

限られた季節、限られた量の中で作成されているため個人が購入するのは難しい状況が続いています

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大森ガーデンさんのヴィヒタは、ふるさと納税の返礼品のもなっています

 合わせて読みたい

ヴィヒタの自宅利用

ヴィヒタを購入し、自宅サウナ、テントサウナ、インテリアとして使用することが可能です

香りも豊かでお部屋のインテリアとしても重宝します

自宅での飾り方として別記事で紹介しています。下の記事リンクからご確認してください

 続けて読みたい

ヴィヒタのまとめ

ヴィヒタとは

サウナ内で使用するもの

主に白樺の若い枝葉を束ねたもので、水に浸してからカラダに優しく叩きつけマッサージして使います

北欧では約2000年も前から習慣的に使用されてきたヴィヒタ

ロウリュウとの相性も良く、まだ使用したことがない方は是非今後のサウナライフの参考になれば幸いです

ヴィヒタの清涼な香りとミネラル分をウィスキングで体験し、サウナのリラックス効果を高めてみましょう

ヴィヒタが登場するサウナドラマ

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以上、ヴィヒタについてでした

サウナで役立つサウナグッズ特集